確定申告の時期になりましたね。
いつも確定申告になると何日もかけて家中をひっくり返して資料を探したり、整理したり、なにかと大変な思いをしているので、今年は
「オンラインでらくらく国税電子申告・納税システム」
という触込みのe-Taxを試して見る事にしました。
ところが、、、
1時間ほどで挫折しました・・・(^^;
どこが「らくらく」なんでしょうか・・・?
私はプログラマーなので、ITに関してはそこそこプロフェッショナルでやってますが、それにしてもe-Taxはかなり敷居が高いと思いました。
まず、用語です。
電子署名、電子証明書、ルート証明書、信頼済みサイト、SSL、暗号化、などなど。IT業界のなかでも、全てを正しく説明できる人なんて稀だと思います。ましてやIT業界以外の方では単語を聞いただけで敷居がかなり高く感じるのではないでしょうか。これではやる気も起きません。
次に手順が複雑すぎるうえに、マニュアルが多すぎる。
e-Taxのホームページを見ればわかると思いますが、マニュアルがかなり多いです。e-Taxとは?導入マニュアル、ルート証明書マニュアル、準備はこちら、登録はこちら、よくある質問は、、、、などなど。
マニュアルが多いのは手順が複雑だからです。また同じようなマニュアルがダブついているのは、システム製作サイド(国税庁)も混乱しているのでしょう。つぎはぎで作ったんだろうなと推測できます。せめて一本化してほしかったですね。
で最終的に思ったのは、
・決して「ラクラク」ではなかったこと(笑)。
・税務署に行く必要はなさそうだったが、証明書等を入手するために各機関へ出向く必要があったこと。
・e-Taxサポート外の書類は、結局郵送する必要があること。
・ICカードリーダの購入費、証明書等の入手費用で、最高5000円の税額控除はチャラになること(逆に高くつくケースも・・)
なんだか手間だけかかって、これならパソコンの前でゴチャゴチャやってるより、いつものように手書きの申告書を税務署に歩いて持っていったほうがよっぽど早い・・と思いました。しかも手でもっていけば、セキュリティ対策も完璧です(盗まれない限り)。
これだけやれば確かにセキュリティ対策はバッチリかもしれません。しかし、過剰なセキュリティ対策は、システムの利便性を損ねます。利便性を損ねるシステムは使われなくなり、使われないシステムほど無駄なものはありません。これでは元も子もありませんよね・・。
こんなシステムのために税金が使われていると思うと悲しくて仕方が無いです・・(ノ_・。)
e-Taxの利用率は1%も満たないと聞きましたが、これでは普及するはずもなく、逆に今後システムが見直しになる可能性の方が高いのではないでしょうか。というわけで、私としてはもう暫く様子見をすることにしました。
今年もがんばって税務署まで出向きますw。